- デスクトップにあるTeraTermを起動します。
- 接続先のホストに「python.komazawa.net」と入力してOKを押します。

- 「セキュリティ警告」が出た場合は、「続行」。

- ユーザ名・パスフレーズに、各自のログインIDとパスワードを入力。

- 正常にログインできると次のような画面になります。

Pythonを起動するため、コマンドで「python」と入力します。プロンプトが「>>>」となり、Pythonのプログラム入力が可能となったことが分かります。この状態で課題のプログラム入力などを行い実行することになります。

- 最後は「exit()」と入力することでPythonを終了してください。

- サーバからログアウトするときは、「exit」と入力。

以上が、Pythonプログラミングの開始から終了までの手順です。
Pythonプログラムをファイルに保存・ファイルから実行する方法
上記の方法では、テキストP.75の「利用者に数を入力させkに代入」とか、P.77の「半径を入力させてrに代入」といったプログラムを意図通りに動かす事ができません。そこで、予めファイルに必要なプログラムを記述しておき、一括起動させるという方法が必要になります。この方法を以下に記します。
- Pythonを起動する前の、ログインした直後のプロンプトの状態において、
ee ファイル名
と入力してファイルエディタを起動します。

この時、ファイル名は特に指定が無ければ自分の分かりやすい名前にできます。また、約束として最後に「.py」を付けてください。(例:P.77の「円の面積を求める関数」の場合は、「circle.py」のような感じに)
- 画面が切り替わり、ファイル編集画面になります。この状態でプログラムを記述していきます。

- プログラムを最後まで書き終わったら…

- ESCキーを押し、続けてエンターキーを2回押してファイルを保存します。保存が完了したら、コマンド
ls
と入力すると、先程作成したファイルの存在を確認することができます。

- このようにして作成したプログラムファイルを実行するためには、
python ファイル名
と入力してエンターを押します。すると、先ほど保存したファイルの中に記述したプログラムが一括で呼び出され、上記の例では「Hankei?」と尋ねている状態になります。

- そこで、数値(この例では6)を代入すると、それを受けてプログラムが処理を行い、結果の数値を画面に表示します。

- 一度このようにプログラムをファイルに保存しておけば、次からは何度でも
python ファイル名
で同じプログラムを実行することができます。
- 一度作ったプログラムファイルを編集したい場合は、
ee ファイル名
で編集が可能です。また、ファイルをコピーしたい場合は
cp 元ファイル名 新ファイル名
名前を変えたいときは
mv 元ファイル名 新ファイル名
削除したいときは
rm ファイル名
でそれぞれ操作することができます。