Pythonプログラミング②中級編

Pythonプログラムをファイルに保存・ファイルから実行する方法

Pythonプログラミング①初級編の方法では、テキストP.75の「利用者に数を入力させkに代入」とか、P.77の「半径を入力させてrに代入」といったプログラムを意図通りに動かす事ができません。そこで、予めファイルに必要なプログラムを記述しておき、一括起動させるという方法が必要になります。この方法を以下に記します。

  • Pythonを起動する前の、ログインした直後のプロンプトの状態において、
ee [ファイル名]

と入力してファイルエディタを起動します。例えば、「70-1.py」というファイルを作成・編集したいときは、

ee 70-1.py

と入力します。

この時、ファイル名は特に指定が無ければ自分の分かりやすい名前にできます。また、約束として最後に「.py」を付けてください

  • 画面が切り替わり、ファイル編集画面になります。この状態でプログラムを記述していきます。
  • プログラムを最後まで書き終わったら…
  • キーボードの一番左上にあるESCキーを押します。するとメニューが出てくるので、一番上の
leave editor

でエンターキーを押し、更に出てくる

save changes

でエンターキーを押せば、ファイルに対して行った編集を保存することができます。もし保存せずに終わりたい場合は、矢印キーで

no save

を選んでエンターを押します。

  • 保存が完了したら、コマンド
ls

と入力すると、先程作成したファイルの存在を確認することができます。

  • このようにして作成したプログラムファイルを実行するためには、
python [ファイル名]

と入力してエンターを押します。

すると、これまではインタプリタから一行一行入力していたプログラムを一気にまとめて実行することができるようになります。

また、途中で入力を求めるようなプログラムの場合でも、正しく実行することができるようになります。

一度このようにプログラムをファイルに保存しておけば、次からは何度でも

python [ファイル名]

で同じプログラムを実行することができます。

  • 一度作ったプログラムファイルを編集したい場合は、
ee [ファイル名]

で編集が可能です。また、ファイルをコピーしたい場合は

cp [元ファイル名] [新ファイル名]

名前を変えたいときは

mv [元ファイル名] [新ファイル名]

削除したいときは

rm [ファイル名]

でそれぞれ操作することができます。

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